くすみカラーのトレンドは続く!?

最先端を行くハイブランドなどは、ヴィヴィッドなカラー(様々なトーンのパープルやトマトレッドなど)を発表しているが、幅広い年齢層の一般の生活者が好んで選んでいる色は、ファッションだとノームコアの潮流で依然として白・黒・グレー・ベージュ・カーキなどのベーシックなカラーだ。インテリア小物や文房具だと「くすみカラー」と呼ばれるパステルカラーにベージュを混ぜたようなカラーがここ数年人気だ。
「くすみカラー」は、生活者インタビューなどでも必ず出てくるワードで、100円ショップなどのインテリア小物や文房具の「くすみカラー」がかわいいという声をよく聞く。ファッションではノームコア系のベーシックカラーを好みながら、生活雑貨ではちょっとカラフル、でもヴィヴィッドでもパステルでもなく、「くすんだカラフル」のくすみカラーなのだ。
食器やキッチンで使う容器などで、カラフル過ぎると「レトロ」(古臭いと感じる方も)と感じるようで、あくまでもさりげないカラフルさ(くすみカラー)が好まれている。
この「くすみカラー」は、ノームコア系のファッションの色はそろそろ飽きてきたけど、いきなりヴィヴィッドな色に挑戦するのはちょっと気が引ける。身近な生活雑貨でちょっとカラフルなものを楽しんでみたい。でも、強い発色のものでなく、やわらかく落ち着くイメージの色合いが気分・・・みたいな日本人のマインドの落としどころとしてちょうどいいのがこの「くすみカラー」なのかなと分析している。


